2003年7月

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今日は親方の新作ヴィオラの裏板の厚みだしをしました。
厚み出しの作業は、シュネルメッサー(キャリパー)を使って厚みを測りながら行います。親方のやり方では、最終的な厚みに近づいてきたら普通のシュネルメッサーとそれに少し手を加えたものを併用しながら削っていきます。
この辺りになると一削り一削りがミスのできないものになるので、とても神経を使います。

今日はヴァイオリンの駒の高さ調整、オーバーザッテルの形成・溝の切り直し、魂柱調整、それから弓の毛替え、ヴィオラのニス修理などをしました。

今日はヴィオラの毛替えの下準備、ヴァイオリンのテールピースの裏彫り、指板削り、ヴィオラ、ヴァイオリンのニス修理などをしました。
それから、自分のヴァイオリン用の弓ネジを作り始めました(下写真)。
黒檀を旋盤で削り、それにピッタリと合う銀製のリングを作っていきます。このあたりの作業内容は、ちょっと前に作っていた豆ガンナとかなり似ています(ただ、豆ガンナ以上に精度よく作っていかないと合わなくなりますが・・・)。
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今日は親方の次の新作ヴァイオリンのフッターライステンの製材、ヴァイオリンの毛替えの下準備、それから親方の新作ヴィオラの裏板のランドにペーパーをかけ、その裏板の接着を手伝いました。
弓ネジの方は黒檀に銀リングを打ち込み、それぞれに銀釘を打ちました。このあたりまでくると、随分それらしい感じになってきます。
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