2008年5月

2008svn-woelbung
今日は、ヴァイオリン弓の毛替え、ヴァイオリンのニスの修理、コントラバス弓の毛替え、新作ヴァイオリンの隆起だしの続きなどをしました。
先月は、ホームページを更新し損ねましたが、実際のところ、修理・調整・セットアップ・製作、それぞれじわりじわりとやっていたので、相変わらずでした。
ちなみに、新作楽器の隆起だしは仕上げの一歩手前といったところ。

今日は、コントラバス弓のチップ交換及び毛替え、分数ヴァイオリン弓のチップ交換及び毛替え、分数チェロのナット溝埋め直し・溝切り直し、チェロのクリーニング及びニスリタッチ、新作ヴィオラの隆起だしの続きなどをしました。
今回、新作楽器を複数並行して進めてみていますが、隆起の形をだしていく過程もそれぞれを比較しながらできるので、いろいろ発見も多く面白い。

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今日は、ヴァイオリンの指板の反りの削り直し、チェロの指板の反りの削り直し、もう一本ヴァイオリンの指板の反りの削り直し、ヴァイオリンのテールピース・アゴ当ての裏堀軽量加工などをしました。
指板の削り直しというのは、日々の演奏で付いてしまった爪や弦の食い込み跡を取り除いたり、黒檀自体の変形などで本来必要なだけの反りが損なわれている(もしくは、もともと反りが十分につけられていない)指板に理想的な反りをつけ直す作業です。
写真ではちょっと分かり難いのですが、上が爪や弦などの跡で凹みができている状態。これが酷くなるとポジションによって雑音が生じてしまいます。
下の写真が、カンナで指板全体を削り直しペーパーなどで均した状態。これを最後にオイルフィニッシュします。
指板の反りが理想的な状態で初めて、駒の高さやナットの溝も下げられる(本当の弾き易さがだせる)という関連性があるので、実はヴァイオリンの調整の中でも重要な項目の一つといえます。
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今日は、分数チェロ弓のチップ交換及び毛替え、分数チェロの指板削り・駒の作り直し・ナットの溝調整、ヴァイオリンのペグエンドの修正などをしました。