2006年1月

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今日は、接ぎネックをしたヴァイオリンのニス合わせの続き、もう一つのヴァイオリンのテールピース・顎当ての裏彫り加工、指板の反りの削り直し調整、エンドピン穴の埋め直し、駒の高さ調整、くい込んできたペグの端を短く切り直す加工などをしました。
接ぎネックをしたヴァイオリンも、そろそろニスの仕上げに入れるくらいに色がのってきました。今回の大がかりな修理で、ネック・指板共に随分理想的な状態になりました。指板・ネック周りがビシッときまると、一見した楽器の印象もかなり良くなるように思います。
それから、自分の新作ヴァイオリンの方は、裏・表の隆起を仕上げその裏を削りある程度の厚みにした後、今日ネックの製材に入りました。

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今日は、接ぎネックをしたヴァイオリンの新しい駒作り、オーバーザッテル(ナット)の加工、魂柱調整、ヴァイオリン弓の毛替え、それから、ヴィオラの指板削り、ペグ調整などをしました。
自分の新作ヴァイオリンは、ネック材の製材が終わり、今日は前に親方のを写させてもらったシャブローネでネックの輪郭を描きました。

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今日は、チェロ弓の毛替え、親方の新作ヴィオラのクロッツ(ブロック)内側の加工、同じく新作ヴィオラのネック(ハルス)作りなどをしました。
それから、自分の新作ヴァイオリンは、ネックの切り抜きが終わり、側面に対して直角を確認しながら輪郭をだしています。

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今日は、クロッツの内側の形成の終わった親方の新作ヴィオラのインネンフッターライステン(二層になる部分の内側になるところ)の接着の続きなどをしました。
自分の新作ヴァイオリンの方は、ネックのアウトラインがだし終えたところで、スクロール(シュネッケ、渦巻き)の加工に使うシャブローネ作りにはいりました。
シャブローネなどの道具は、今後製作をしていくうえで繰り返し使われるものですから、こちらも手を抜けません。
親方の使っているシャブローネをできるだけ忠実にコピーしておくのも、今回の製作の大きな目的です。