2006年6月

今日は、ヴァイオリン弓の毛替え、チェロのエンドピン交換、指板の反りの調整、駒の高さ・オーバーザッテル(ナット)の溝調整などをしました。

msvn-shiban
今日は、ヴァイオリン弓の銀線・巻革の巻き替え、それに伴う毛替え、親方の新作ヴィオラのシュネッケ(スクロール、渦巻き)の粗彫りの続きなどをしました。
それから、自分の新作ヴァイオリンは指板作りに入りました。今回の指板作りに際して、自分の指板の削り台も作りました。

今日は、チェロ弓の毛替え、親方のところに来たカントゥーシャ氏のヴァイオリンに付けるテールピース・顎当ての裏堀加工などをしました。

今日は、チェロ弓の巻革の部分貼り修理、毛替え、ヴァイオリンのペグの長さ合わせ加工などをしました。
yumi-bubunhari1

yumi-bubunhari2
弓の巻革の部分貼り修理について何度か聞かれたことがあるので、少し説明させていただくと、上の写真の様に巻革の傷んでしまった部分に合わせて応急処置的に革を貼り付ける修理です。
通常傷んだ巻革は剥がして新しい物に巻き替えていくものです(違う言い方をすれば、弓の巻革ではなく弓竿に直接爪を立てる様な状態で使い続けていると、弓はあっという間に痛んでしまう物です)。
ただ、痛みが軽度の場合や、爪を立て気味で弓をもつクセのある方で頻繁に革が痛みがちの人に、革を一枚丸々交換の前に一度このような処置をはさむことがあります。
革の傷む箇所はだいたい決まった所なので部分貼りは基本的に何度もできるものではない(もちろん、その時は革の巻き替えになります)のですが、長きに渡り弓の痛みを少なく使う為にはこのような地道なメンテナンスも大切です。

msvn-shiban2
今日は、親方の新作ヴィオラのシュネッケの粗彫りなどをしました、
自分の新作ヴァイオリンの方は、指板の形成の後、今日は裏側の加工を仕上げました。

今日は、ヴァイオリンの指板交換の為の指板作りを仕上げ、そのヴァイオリンに付けるテールピース・顎当ての裏堀加工などをしました。

今日は、親方の新作ヴィオラのシュネッケの続きなどをしました。
自分の新作ヴァイオリンは、厚みを出し終えたアインラーゲ(パーフリング、象眼細工)材の接着をしました。