2008年12月

hagi-ware08
今日は、裏板の接ぎ割れ修理中のヴァイオリンに接着をしたパッチ(スターズ)の形成・仕上げ、ボタン折れを伴うネック抜けのチェロ修理の続き、ヴァイオリン弓の毛替えなどをしました。
ここのところ神経をつかう調整・修理が続いているので、製作中のヴァイオリンとヴィオラの作業はしばらくストップして、そちらに集中して仕事をしています。
製作の仕事は、もちろん楽しいですが、修理・調整も、最終的な仕上がりモデルを決め、それに向かって予定を立て、そのプランに沿うように正確な工程を積み上げていき、具体的なかたちとして成果を上げるという意味では何ら変わりがないと感じています。
僕は案外そういう仕事が好きなんだと思います。