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- ヴァイオリン (46)
2015 弦楽器フェア
2015年11月03日(火)
10月30日(金)、10月31日(土)、11月1日(日)は、都内北の丸公園にある科学技術館で催されました2015 弦楽器フェアへ製作楽器の展示をしてまいりました。たくさんのご来場いただきまして、本当にありがとうございました。
今回のフェアにもヴァイオリン2本を出展しました。楽器を弾いて下さった皆さんや、同じ出展者として居合わせた同業者の皆さんから、展示会ならではの貴重な感想をいくつもいただきました。毎回これが楽しみで、とても励みになっております。
それから、例年催されている出展作品を用いた弾き比べコンサートですが、今年は初日の30日(金)の最初のヴァイオリンプログラムの中で、一番目の試奏楽器として僕の楽器も弾いていただきました。
演奏者はヴァイオリニストの松田里奈さん。曲目はクライスラーの前奏曲とアレグロ・・・これがホント素晴らしかった。
正直、このフェアに限らず、自分の楽器がコンサートで弾かれる時というのは、自分の場合、もの凄く批判的に(あくまで自分の製作した楽器に対してなんですが・・・)聴いてしまう悪い習性があって、何かしら自分の楽器に落ち度はないか(プレーヤーの足を引っ張っていないか)というようなことばかり気になってしまうことが多かったのですが、今年は何かが違いました。
松田さんの表現力がすべてではあるのですが、自分の楽器を手放しでいいなって思えた本当に稀な瞬間でありました。曲中に聴けた、繊細なあのピアニシモは何か夢ようでもありました・・・。
そんなこんなで、今回の弦楽器フェア、次の作品に向けて活力をいただいた気がしております。また、がんばってみます!
(以下、今年のフェアにて。)